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    ウクライナ侵略のゆくえを考える(大木毅)
    • 6月10日
    • 9 分

    ウクライナ侵略のゆくえを考える(大木毅)

    ロシアのウクライナ侵略がはじまってから3か月余を経た。この間、今回の戦争とかつての独ソ戦に類似性を見て取ったためか、拙著『独ソ戦 絶滅戦争の惨禍』(岩波新書)をお読みくださった方も少なくないと聞く。また、筆者はさきに、2月の開戦から3月末までの展開について、用兵思想と戦史・...
    ある歴史家の決算報告(大木毅)
    • 2021年9月28日
    • 6 分

    ある歴史家の決算報告(大木毅)

    著者が、いわば醒めたパトス、冷静さを失わない情熱をもって、そのような課題を追求した動機は、今日まで根強く残っているヒトラーの「虚像」に歴史的事実を対峙させ、前者の虚偽を知らしめたいとの願いであった。
    『ユーゴスラヴィア現代史 新版』によせて
    • 2021年8月30日
    • 11 分

    『ユーゴスラヴィア現代史 新版』によせて

    山崎信一・鈴木健太 ※8月27日に刊行となった『ユーゴスラヴィア現代史 新版』。歴史学の名著として知られた旧版を改訂するさなかに、著者・柴宜弘さんが急逝されました。その思いを引き継いで出版作業にあたられた山崎信一さん、鈴木健太さんに、本書の意義をご執筆いただきました。...
    2021年7月の南アフリカ騒乱から歴史をさかのぼる
    • 2021年7月31日
    • 10 分

    2021年7月の南アフリカ騒乱から歴史をさかのぼる

    堀内隆行 ※多数の逮捕者、死者が出るほど大きな騒乱が生じた南アフリカ。直接のきっかけは前大統領の汚職疑惑ですが、ここまで大きな騒乱となった原因はどこにあったのでしょうか。岩波新書『ネルソン・マンデラ――分断を超える現実主義者(リアリスト)』の著者に、問題の起源をマンデラにま...
    「大学」をめぐる夢の残滓(武田徹)
    • 2021年7月18日
    • 12 分

    「大学」をめぐる夢の残滓(武田徹)

    ※ジャーナリストであり、大学教員でもある武田徹さんに吉見俊哉『大学は何処へ 未来への設計』の書評をご寄稿いただきました。 本書に収められていた図が眼を引いた。「学内政治指向」か、否か、「秩序変革指向」か、否かを示す2つの軸を垂直に交差させて4つの象限を作り、大学教授を4パタ...
    なぜ東京なのか、誰のため、何のためのオリンピックなのか
    • 2021年6月2日
    • 10 分

    なぜ東京なのか、誰のため、何のためのオリンピックなのか

    吉見俊哉 多くの問題が明らかになりながら、開催予定日が迫りつつある東京オリンピック。いったい、誰のための、何のためのオリンピックなのか。このような視点から平成時代を振り返ると、事態の根の深さが見えてきます。2019年に刊行された吉見俊哉『平成時代』の「おわりに 世界史のなか...
    なぜヨーロッパでGAFAは嫌われ者なのか
    • 2021年5月6日
    • 11 分

    なぜヨーロッパでGAFAは嫌われ者なのか

    宮下紘 総額351億円の制裁金 EU一般データ保護規則(GDPR)が2018年5月に適用開始されてから、約2年8カ月の間にEU個人データ保護当局が科した制裁金の総額は約351億円(約2億7250ユーロ)である、という調査結果が明らかにされました(DLA...
    繰り返される「全国一律」・「表面的」な地域活性化策
    • 2021年4月30日
    • 7 分

    繰り返される「全国一律」・「表面的」な地域活性化策

    宮﨑雅人 「地方創生」の問題点 拙著『地域衰退』で地方創生の問題点について指摘した。その中で、この政策には主として次の点で問題があると述べた。 第1に、人口減少と地域経済縮小の克服を目指すという目標の達成可能性と結果の評価についてである。...
    「オピニオン」の政治思想史――国家を問い直す
    • 2021年4月24日
    • 11 分

    「オピニオン」の政治思想史――国家を問い直す

    堤林剣・堤林恵 ※現代におけるデモクラシーの危機。それは、世界の大規模な変容の反映である。この危機を生き抜く鍵は、人々が織りなす「オピニオン」なる曖昧な領域と、その調達・馴致の長い歴史にある。――斬新な政治学入門である堤林剣・堤林恵『「オピニオン」の政治思想史――国家を問い...
    「ネイティブみたいに」って何よ?──『英語独習法』を読んで
    • 2021年4月10日
    • 14 分

    「ネイティブみたいに」って何よ?──『英語独習法』を読んで

    広瀬友紀(言語学者) 『英語独習法』は、見るからに硬派な本である。「すぐに英語がペラペラ」と謳う類いの教材とは一線を画していると、著者も最初に宣言している。よく読めば、「今井先生どんだけダニエル・クレイグ好き?」と、あの大先生の乙女的な側面にちょっとほっこりできるという特典...
    『尊厳―その歴史と意味』 著者マイケル・ローゼンとふたりの哲学者の対話(内尾太一)
    • 2021年3月27日
    • 15 分

    『尊厳―その歴史と意味』 著者マイケル・ローゼンとふたりの哲学者の対話(内尾太一)

    「議論のない哲学は、ボールのないサッカーみたいなものである。」「哲学を役に立つような形で提示しようとすれば、哲学を実践してみるしかない。」そう語るハーバード大学教授のマイケル・ローゼンが書いたのは、尊厳と義務をめぐる現代の啓蒙書だった。(編集部)...
    今もいる。見えてない。隠されている。――『ひとり暮しの戦後史』重版に寄せて
    • 2021年2月10日
    • 6 分

    今もいる。見えてない。隠されている。――『ひとり暮しの戦後史』重版に寄せて

    西田藍 戦後、ひとりで生きた女性たちの記録。 彼女たちの労働と生活は、透明化されてきた。 本書『ひとり暮しの戦後史』に書かれた女性の人生は多様だ。彼女たちの人生を通じて、まさしく戦後史のB面にふれることができる。その多様な人生において、悲しいかな、経済的に豊かではないという...
    優しかった独身女性たちの記憶、背景を知り瞠目する――『ひとり暮しの戦後史』重版に寄せて
    • 2021年1月25日
    • 9 分

    優しかった独身女性たちの記憶、背景を知り瞠目する――『ひとり暮しの戦後史』重版に寄せて

    室井康成(民俗学者) 1.身近な存在だった「ひとり暮し」の独身女性 戦争で夫や恋人を失い、あるいは疎開や戦災・戦後の生活難に振り回されたがために婚期を逸し、その後も「ひとり暮し」を続けざるをえなかった女性たちは、戦後30年を経た段階で約100万人いたとされる。1976年(昭...
    山本太郎:いま、岩波三部作を読む意味
    • 2020年5月31日
    • 12 分

    山本太郎:いま、岩波三部作を読む意味

    新型コロナウイルスの感染拡大にともない、「ウイルスとの共生」を論じた山本太郎さんの岩波新書『感染症と文明』に注目が集まりベストセラーとなりました。そして、6月3日には長らく電子版のみで流通していた『新型インフルエンザ 世界がふるえる日』が復刊します。そこで復刊を記念して、山...
    岡本裕一朗:マルクス・ガブリエルの「新実存主義」とは何か?
    • 2020年3月22日
    • 14 分

    岡本裕一朗:マルクス・ガブリエルの「新実存主義」とは何か?

    マルクス・ガブリエルと言えば、最近ではNHKのテレビでも特集がおこなわれ、「哲学界のロックスター」として、日本でも随分と知られるようになった。彼の名前を使った書物は売れ行きがよく、一般の読者層に広がっているように見える。たとえば、社会的な出来事について、インタビュー形式で発...
    なぜ日本思想史であって、日本哲学史でないのか?(新書余滴)
    • 2020年2月23日
    • 14 分

    なぜ日本思想史であって、日本哲学史でないのか?(新書余滴)

    末木文美士 1 日本哲学と世界哲学 岩波新書の『日本思想史』のあとがきの最後のほうに、こう記した。 ちなみに、近年、英文でJapanese Philosophyとして、古典思想まで含めた大冊の出版が相次いでいる(参考文献の末尾に記した)。今後、こうした動向も併せて考えていか...
    「気」の中国通史――趙翼『廿二史箚記』(新書余滴)
    • 2020年1月25日
    • 8 分

    「気」の中国通史――趙翼『廿二史箚記』(新書余滴)

    渡辺信一郎 岩波新書のシリーズ中国の歴史①『中華の成立 唐代まで』を昨年11月に刊行した。 叙述にあたってもっとも重宝した文献は、参考文献にはあげなかったが、司馬光の『資治通鑑』249巻と趙翼の『廿二史箚記(にじゅうにしさっき)』36巻である。両著ともに中国通史にかかわる名...
    メディアを創る言葉へ──ベンヤミンとアドルノの書の死後の生によせて(新書余滴)
    • 2019年12月29日
    • 17 分

    メディアを創る言葉へ──ベンヤミンとアドルノの書の死後の生によせて(新書余滴)

    柿木伸之 ■手紙を書く人 何ものにも支配されることのない生。それは言葉において、死後の生としても繰り広げられる。青年運動に関わった学生時代からそのような生を追い求めていたベンヤミンは、二つの世界大戦とファシズムの深い闇に閉ざされた時代を歩む道を探る言葉を紡いだ。その重要な表...
    『統合失調症』の執筆に際し考えたこと(新書余滴)
    • 2019年11月29日
    • 6 分

    『統合失調症』の執筆に際し考えたこと(新書余滴)

    村井俊哉 「テレビで私たちを呼んでくれるのはEテレの『バリバラ』まで。その先には大きな壁があるのですよ。たまにお声がかかったとしても、自分の病気が『統合失調症』である、ということは伏せて放送されるのです」。自らが統合失調症を持つことをオープンにして啓発活動を続けているある著...
    スターリングラード後のパウルス(新書余滴)
    • 2019年11月7日
    • 12 分

    スターリングラード後のパウルス(新書余滴)

    大木 毅 拙著『独ソ戦 絶滅戦争の惨禍』が刊行されて3か月ほどになる。幸い、好評を得ているようではあるが、新書という性格上、ごく簡略に記した事項について、より詳しく知りたいというご要望が少なからず寄せられている。とくに、スターリングラードでドイツ第6軍を指揮したフリードリヒ...
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    B面の岩波新書

    2018年1月19日 配信開始

    発行人 永沼浩一

    発行元 岩波新書編集部

    〒101-8002 東京都千代田区一ツ橋2-5-5

    製作 WixerDesign

    © 2018 岩波新書編集部