岩波新書編集部2021年9月28日6 分B面情報ある歴史家の決算報告(大木毅)著者が、いわば醒めたパトス、冷静さを失わない情熱をもって、そのような課題を追求した動機は、今日まで根強く残っているヒトラーの「虚像」に歴史的事実を対峙させ、前者の虚偽を知らしめたいとの願いであった。