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岩波新書編集部
2024年9月13日読了時間: 23分
連載 私のコロナ史 第10回(最終回) アフター・コロナさえも忘却の彼方に、けれどもそれに抗ってみたい
まず、お詫びから 2020年12月15日に始まり、これまで合計9回を数えたこの連載も、2023年には一度も更新できませんでした。まず、これまで連載を読んでくださった方々にお詫び申し上げます。しかし、いつの間にか終わってしまったというのは主義に反するので、なんとか最終回として...
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岩波新書編集部
2023年10月9日読了時間: 22分
「在野に学問あり」特別編 韓国文学翻訳者・舘野晳
この連載は在野で学問にかかわる人々を応援するものだ。 インターネットの発達で、誰でも簡単に情報にアクセスでき、発信できる時代である。そのことを前提として、本連載では在野で研究や学問にかかわる方たちに、研究のノウハウを聞いてきた。ただ疑問に思ってきたことがある。気軽に情報にア...
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岩波新書編集部
2023年9月19日読了時間: 11分
動物たちが生きる場をつくる 希望の一歩(新書余滴)
大塚敦子 2023年6月、私はボルネオに出かけました。オランウータンの森を修復するための植林プロジェクトにボランティアとして参加するためで、じつに3年半ぶりの海外旅行です。それは私にとって、先日上梓した『動物がくれる力 教育、福祉、そして人生』の「おわりに」で書いたことの「...
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岩波新書編集部
2023年5月26日読了時間: 8分
社会科学を語る言葉/語る人(新書余滴)
宮永健太郎 「地球温暖化問題に関心はありますか?」 突然ですが、みなさんは地球温暖化問題に関心はありますか? インターネットの大海原からわざわざこうしたページへと辿り着くくらいですから、少なくとも知的な関心はお持ちなのだろうと想像します。しかし広く世の中や社会に目を移すと、...
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岩波新書編集部
2022年12月26日読了時間: 27分
連載 私のコロナ史 第9回 2021年、五輪の開催とワクチン狂騒曲
飯島 渉 ワクチン接種をめぐって 2021年をふりかえる時、必ず触れなければならないのがワクチンをめぐるさまざまな出来事です。米国で開発されたmRNAワクチンが日本に輸入され、2月、医療関係者から接種が始まりました。ワクチンの確保や接種のために尽力された方々には申し訳ないの...
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岩波新書編集部
2022年9月26日読了時間: 12分
岡本隆司『曾国藩 「英雄」と中国史』刊行によせて
文明の傀儡(くぐつ)としての「英雄」 瀧井一博 人物の偉大さについて 司馬遼太郎の言葉と記憶しているが、「中国の陶磁器には神業を感じ、日本の焼き物には作者の個性を思う」との述懐に接したことがある*。岡本隆司氏の『曾国藩』を読み、あわせてそれ以前に刊行されていた同じ岩波新書の...
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岩波新書編集部
2022年9月25日読了時間: 6分
安倍元総理の国葬と法の支配(大浜啓吉)
◆問題の所在 安倍晋三元総理が凶弾に倒れたのは、2022年7月8日であった。岸田文雄総理大臣は、14日には同年秋に政府主催の国葬を行うことを明らかにし、国葬の費用は全額国費で賄う予定であるとした。7月22日には、「故安倍晋三国葬儀」の名称で、無宗教の形式で国葬を行うことを閣...
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岩波新書編集部
2022年8月19日読了時間: 14分
在野に学問あり 第7回 山下ゆさん
この連載は在野で学問に関わる人々を応援するものだ。 第7回は、ブロガーの山下ゆさんに話を聞く。新書ブログ「山下ゆの新書ランキング」は、新書業界においては知らぬものがいない。まさに「新書の目利き」として知られている人物だ。かく言う私も、本屋に行った時に「この本、そういえば山下...
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岩波新書編集部
2022年7月27日読了時間: 7分
先行公開:中西嘉宏『ミャンマー現代史』
8月19日発売の中西嘉宏『ミャンマー現代史』の「はじめに」を、発売に先がけて公開いたします。 * * * 2021年2月1日、東南アジアの西に位置するミャンマーで、この国の事実上の最高指導者であるアウンサンスーチーが軍の部隊に拘束された。首謀者は、ミャンマー軍最高司令官のミ...
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岩波新書編集部
2022年6月10日読了時間: 9分
ウクライナ侵略のゆくえを考える(大木毅)
ロシアのウクライナ侵略がはじまってから3か月余を経た。この間、今回の戦争とかつての独ソ戦に類似性を見て取ったためか、拙著『独ソ戦 絶滅戦争の惨禍』(岩波新書)をお読みくださった方も少なくないと聞く。また、筆者はさきに、2月の開戦から3月末までの展開について、用兵思想と戦史・...
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岩波新書編集部
2022年5月21日読了時間: 25分
連載 私のコロナ史 第8回 コロナ禍の中の外国人社会
飯島渉 COVID-19とロシアのウクライナ侵攻 2022年2月24日(現地時間)、ロシア軍がウクライナに侵攻すると、世界の関心はCOVID-19のパンデミックからウクライナとロシアの戦争に移りました。確かに2022年になってCOVID-19をめぐる状況は大きく変化しました...
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岩波新書編集部
2022年1月22日読了時間: 32分
連載 私のコロナ史 第7回 COVID-19をめぐる「歴史学的ココロ」
飯島渉 コロナに翻弄された2020年 オミクロン株という感染力の強い変異株が出現し、世界はCOVID-19対策を「やり直す」危機に立たされています。変異株が最初に発見されたのは南アフリカで(2021年11月25日、南アフリカ国立伝染病研究所の発表、「南アで新たな変異株」『産...
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岩波新書編集部
2021年11月1日読了時間: 7分
「独学新書!」フェア開催書店はこちら
※11/15 書店一覧を更新しました 11月より全国の協力書店にて岩波新書フェア「独学新書!」が、順次開催されます。書店によって、Aセット(30冊)、Bセット(20冊)、Cセット(10冊)で展開されます。 ■応募者全員に「特製トートバッグ」をプレゼント!...
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岩波新書編集部
2021年10月25日読了時間: 18分
来たるべき民主主義の位置を手繰り寄せる
――真壁仁編『詩の中にめざめる日本』論 岡和田晃 ※10月20日に復刊した『詩の中にめざめる日本』。長らく復刊リクエストが寄せられてきた本書の魅力と意義について、文芸評論家で現代詩作家の岡和田晃さんにエッセイを寄せていただきました。...
3,627
岩波新書編集部
2021年10月23日読了時間: 28分
連載 私のコロナ史 第6回 感染症対策は科学的知見とともに、むしろそれ以上に社会や文化によって規定されている
飯島渉 コロナ禍の社会を感じる 2021年9月末をもって、日本のいくつかの地域に出されていた緊急事態宣言やいわゆる「まん防」(まん延防止等重点措置)が一斉に解除されました。4月25日に、東京・京都・大阪・兵庫を対象として発令された第3回目の緊急事態宣言は、対象地域がもっとも...
1,610
岩波新書編集部
2021年9月28日読了時間: 6分
ある歴史家の決算報告(大木毅)
著者が、いわば醒めたパトス、冷静さを失わない情熱をもって、そのような課題を追求した動機は、今日まで根強く残っているヒトラーの「虚像」に歴史的事実を対峙させ、前者の虚偽を知らしめたいとの願いであった。
8,217
岩波新書編集部
2021年9月26日読了時間: 16分
在野に学問あり 第5回 工藤郁子さん
記事執筆:山本ぽてと ◇はじめに この連載は、在野で学問に関わる人びとを応援するものだ。 第5回の今回は、特別編である。 第1回にご登場いただいた荒木優太さんが編著『在野研究ビギナーズ』(明石書店)を刊行した。現役の在野研究者たちが、自身の研究のノウハウをつづった本で、20...
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岩波新書編集部
2021年9月4日読了時間: 24分
在野に学問あり 第6回 読書猿さん
記事執筆:山本ぽてと ◇はじめに この連載は在野に関わる人々を応援するものだ。 前回の更新から1年以上時間が経ってしまった。コロナ禍によって、在宅時間を持て余す人が増え、「独学」に光の当たった1年であったように思う。読書猿さんの『独学大全』(ダイヤモンド社)が大ヒットし、英...
34,319
岩波新書編集部
2021年8月30日読了時間: 11分
『ユーゴスラヴィア現代史 新版』によせて
山崎信一・鈴木健太 ※8月27日に刊行となった『ユーゴスラヴィア現代史 新版』。歴史学の名著として知られた旧版を改訂するさなかに、著者・柴宜弘さんが急逝されました。その思いを引き継いで出版作業にあたられた山崎信一さん、鈴木健太さんに、本書の意義をご執筆いただきました。...
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岩波新書編集部
2021年8月24日読了時間: 2分
「著者冥利です」――『伝わる英語表現法』著者から
長部三郎 ※復刊早々「読んでみたい!」「もう売り切れてた!」と話題沸騰の『伝わる英語表現法』。その魅力を伝える田中健一さんのエッセイ「知る人ぞ知る名著『英語表現法』」を読んだ著者の長部三郎さんから、田中さん宛のメッセージが届きました。長部さん、田中さんの許可を得てここに公開...
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