top of page

検索


日本語圏文学の系譜に連なりたい/温又柔
一九九九年。大学一年生だった私は、日々、紙の上に文字を綴っていた。友人宛ての手紙、日記、そして小説らしきもの。 作家になると心に決めていた私は、川村湊氏による創作ゼミにはりきって参加した。先生はゼミ最初の日に、自身の著書『戦後文学を問う―その体験と理念』(岩波新書)を十数名...

岩波新書編集部
2018年9月9日読了時間: 3分


私たちはいつまで支配されたがるのか/武田砂鉄
コンビニエンスストアは、客の目線に入りやすいところに新商品を並べる。それを買う人も、買わない人も、その陳列がお店からの「買ってほしい!」という強いアピールであることを知っている。わざわざ言うまでもなく、安易には騙されない。...

岩波新書編集部
2018年9月8日読了時間: 3分


医療のことを学ぶのに最適なロングセラー入門書/津川友介
医療と聞くと難しいものであると思って身構えてしまう人もいるかもしれないが、実は身近なテーマである。多くの人は人生の中で何回も医療と接点を持つことになる。子どもの頃は風邪や中耳炎などで病院にかかった人も多いだろう。妊娠・出産は病院や助産院で行われる。そして年老いてくると身体に...

岩波新書編集部
2018年9月2日読了時間: 3分


繰り返し発見される日本語に震えよう/橋本麻里
「はじめての」と名指されると、どうしても挙げずにはいられない一冊がある。リービ英雄『英語でよむ万葉集』(岩波新書)だ。一九八二年、リービ英雄による万葉集の英訳は全米図書賞を受賞。本書はここからリービ自身が約五十首を選び、翻訳の過程や発想についてのエッセイを付した。英語を母国...

岩波新書編集部
2018年9月1日読了時間: 3分


先行掲載 "はじめての新書" から
今年、岩波新書は創刊80年を迎えました。それを機に来る10月1日、PR誌「図書」の臨時増刊号 "はじめての新書" を発行いたします(全国の書店で無料頒布)。 「新書って何?」「新書ってどんな本?」最近、こんなふうに聞かれる機会が増えてきたのを感じます。...

岩波新書編集部
2018年9月1日読了時間: 1分


編集長を訪ねて第2回 インターナショナル新書部長 田中伊織さん
聞き手:岩波新書編集長 永沼浩一 「編集長を訪ねて」の第2回です。今回は集英社インターナショナルの「インターナショナル新書」編集部にお邪魔して、田中伊織部長のお話をうかがってきました。インターナショナル新書は、創刊からちょうど1周年を迎えた若い新書です。同じ赤い表紙カバー同...

岩波新書編集部
2018年2月24日読了時間: 12分
bottom of page