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岩波新書編集部
- 2019年5月4日
- 19 分
在野に学問あり 第3回 逆卷しとね
記事執筆:山本ぽてと この連載は、在野で学問に関わる人々を応援するものだ。 第1回は荒木優太さん、第2回は吉川浩満さん・山本貴光さんにお話をうかがった。両者とも学問に触れる場として、勉強会や読書会に参加することを勧めていた。でもそれって、東京だけの文化なんじゃないの?...
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岩波新書編集部
- 2019年3月21日
- 12 分
編集長を訪ねて 第5回 ちくま新書編集長 松田健さん
聞き手:岩波新書編集長 永沼浩一 「編集長を訪ねて」久しぶりの更新です。第5回は、ちくま新書編集部をお訪ねして、編集長の松田健さんとお話をしてきました。ちくま新書は、いわば "新書のフロントランナー"。現在、日本で "新書"...
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岩波新書編集部
- 2019年3月18日
- 2 分
『ユーラシア動物紀行』がフィンランドへ!
2019年1月に出た『ユーラシア動物紀行』は,北海道大学の増田隆一先生がユーラシア大陸をフィールドにフィンランド、ロシアの共同研究者の皆さんと長年続けてこられた動物地理学の成果を紀行風に紹介するものです。 本文にもユーラシア大陸の動物たちや各地の街並み、共同研究者の皆さんを...
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岩波新書編集部
- 2019年2月2日
- 15 分
新書で歴史を読む 第4回 岡本隆司さん(京都府立大学教授)
「新書で歴史を読む」第4回は、岡本隆司さんにお話を伺います。『李鴻章』『袁世凱』(岩波新書)をはじめ、『近代中国史』(ちくま新書)、『中国の論理』(中公新書)、『日中関係史』(PHP新書)など数多くの著作で知られる岡本さん。近年ではご専門の中国史からさらに視野を広げて、『世...
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岩波新書編集部
- 2018年12月22日
- 4 分
むっちゃええ話(「はじめての新書」後日談)仲野 徹
撮影:宗石佳子 4年前に岩波新書から『エピジェネティクス─新しい生命象をえがく─』を上梓した。そのご縁で、岩波新書創刊80年の記念冊子『はじめての新書』に、「読む、書く、薦める岩波新書」というタイトルでエッセイを寄稿させてもらった。高校時代の岩波新書についての思い出からはじ...
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岩波新書編集部
- 2018年11月25日
- 24 分
在野に学問あり 第2回 山本貴光・吉川浩満
記事執筆:山本ぽてと この連載は、在野で学問に関わる人々を応援するものだ。 インターネットの発達により、誰もが簡単に情報にアクセスでき、発信できる時代になった。さらに働き方が多様になり、退職後の人生も長くなっている。これまでは大学に属していないと難しかった研究が、より身近な...
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岩波新書編集部
- 2018年11月24日
- 11 分
栗原康さん「アナーキーをまきちらせ!」岩波新書創刊80年企画説明会での講演から
写真提供:新聞之新聞社 岩波新書創刊80周年記念新刊の一冊として刊行された、栗原康さん『アナキズム 一丸となってバラバラに生きろ』。新赤版の岩波新書が、全帯(カバーと同じ幅の帯)により黒版になっているのも、すでに注目の的となっています。...
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岩波新書編集部
- 2018年11月10日
- 14 分
新書で歴史を読む 第3回 小川幸司さん(長野県高校教員)
「新書で歴史を読む」第3回は、小川幸司さんにお話を伺います。小川さんは、高等学校の世界史の教員として、長らく教育に携わってきました。22年間の講義に基づいて書き下ろした『世界史との対話――70時間の歴史批評』(全3巻、地歴社、2011-12年)は、宇宙のはじまりからチェルノ...
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岩波新書編集部
- 2018年10月14日
- 9 分
馬場紀寿さん『初期仏教 ブッダの思想をたどる』インタビュー
いまや国際的に人文学再編の大きな流れを作り出しているという仏教学。『初期仏教 ブッダの思想をたどる』は、仏教学研究の最新成果を知的興奮とともに知ることができる一冊です。著者の馬場紀寿さん(東京大学東洋文化研究所准教授)にお話をうかがってきました。 * * *...
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岩波新書編集部
- 2018年10月1日
- 2 分
【寄稿者一覧】「図書」"はじめての新書"
「図書」臨時増刊号"はじめての新書"の目次をご覧ください。 伊東光晴 仲野 徹 金成隆一 出口治明 新井紀子 國分功一郎 丹羽宇一郎 坂井豊貴 池上 彰 山本貴光 高橋源一郎 国谷裕子 藻谷浩介 田中優子 松岡正剛 -----以下の13編は「B面の岩波新書」で読むことができ...
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岩波新書編集部
- 2018年10月1日
- 3 分
大拙を復習する/落合陽一
平成最後の夏の真っ只中、時代の空気について考えている。平成最後という言葉を使うだけで、変化を予見させるのだから元号が時代の空気を決める側面があるのだろう。空気とは、伝統だろうか、文化だろうか、それとも霊性だろうか。 鈴木大拙の著書のうち『日本的霊性』は岩波文庫で、『禅と日本...
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岩波新書編集部
- 2018年9月30日
- 3 分
ストンと腑に落ちた初めての新書/小川絵梨子
初めてお腹を抱えて笑った新書が、みうらじゅん『新「親孝行」術』 (宝島社新書)です。また、面白すぎて初めて何度も繰り返して読んだ新書でもあります。今でこそ新書のラインナップは非常に幅広く豊かですが、私が学生だった頃の八〇年代、九〇年代の新書は、イメージとして「かたいもの」が...
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岩波新書編集部
- 2018年9月29日
- 3 分
誰でも接種できる誤情報へのワクチン/高史明
地震、津波、豪雨、大雪……。テクノロジーが進歩した今日でも、大自然の猛威はしばしば我々の生活を、生命を、脅かす。そして不安や恐怖に駆られた人々は、インターネット上を飛び交う誤った情報に易々と振り回されてしまう。荻上チキ『検証 東日本大震災の流言・デマ』(光文社新書)は、災害...
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岩波新書編集部
- 2018年9月23日
- 3 分
いつもポッケに丸山を/吉川浩満
世田谷のとある中高一貫女子校の卓球部で技術指導をはじめてもうすぐ十年になる。かなり有名な進学校だが、卓球部の生徒たちはそれなりに(下手なりに)真剣に卓球に取り組んでおり、私も学ぶところが大きい。自然と力が入る。 卓球部コーチという立場上、また若干の気恥ずかしさも手伝って、私...
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岩波新書編集部
- 2018年9月23日
- 3 分
新書で「無限」の神秘に出会う/中島さち子
初めて読むにしては重いかもしれないが、ぜひお薦めしたいのが野矢茂樹『無限論の教室』(講談社現代新書)。「この本は面白い!」。実は私自身は二人の尊敬する知人から散々薦められてから手にとったのだが、これは凄い本だ。内容は難しいものの、友人の数学者は中学時代に出会って人生観が変わ...
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岩波新書編集部
- 2018年9月22日
- 3 分
はじめてのしんしょ/小林せかい
〝初めての新書〟。こんなお題を編集長からもらってふと考えた。こういう時は、本当に〝初めての新書〟に出会う人間を観察するに限る。 ピンときたのは小学二年生の息子だ。彼なら間違いなく新書を読んだことがない。さっそく千代田図書館「中高生コーナー」の棚前に立たせてみる。...
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岩波新書編集部
- 2018年9月17日
- 3 分
明治一五〇年の節目に考えるべきこと/松村圭一郎
二〇一八年は明治元年から一五〇年目にあたる。日本政府は「明治以降の歩みを次世代に遺し、明治の精神に学ぶ」ことを目的にさまざまな施策を推進している。私が勤務する国立大学にも、文科省から取組状況の照会や明治一五〇年のロゴマークのついた広報幕や「のぼり」の貸し出しを案内する文書が...
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岩波新書編集部
- 2018年9月16日
- 3 分
隠された権力を明るみに出す/前田健太郎
私は、大学で政治学を教えている。その際、いつも最初に解かなければならないのは、「政治とは政治家の権力闘争のことだ」という誤解である。確かに、今日の社会では、国家権力を行使できるのは一握りのエリートにすぎない。しかし、そのエリートたちが行使する権力は、我々の生活に大きな影響を...
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岩波新書編集部
- 2018年9月15日
- 3 分
大学でいちばん大切なこと/與那覇潤
読書や教育について聞かれたとき、激しいうつ状態で休職に至る最中に起きた事件を、いまも思い出す。 学科の最優秀成績者として表彰されたと記憶する学生の、卒業論文が盗用をしていた。濫造された学内雑誌(紀要)の原稿不足もあり、指導教員がぜひにと口説いて掲載した結果、判明した不祥事だ...
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